デジタルマーケティングの大変革。
ユーザー情報を収集するマーケティングは終焉に向かうのかもしれない。
2018年からスタートしたGDPRに対応するため、SafariやFirefoxはCookieだけでなく、フィンガープリントもブロックする機能を備え始めた。Brave、Tor Browser、DuckDuckGo といったプライバシー重視のブラウザも登場している。
広告に関してはユーザー情報を使わなくても問題ないはず。広告を表示するコンテンツの内容と時間帯に合った広告を表示すればいい。コンテンツターゲティング広告だ。
これならユーザーの情報を一切使うことなく適切な広告を出せる。パーソナライズド広告よりもこの方法の方がコンバージョン率が高いとの調査結果もある。
アクセス解析に関しては、ユーザー情報を使わないとかなり原始的なレベルまで後退してしまう。今現在の技術ではこればかりは解決策は無い。
GoogleやFacebookなど既存の手法に頼ったビジネスを行っている企業はトラッキング防止技術をかいくぐる手段を必死で探し続けているが、そうした姿勢を変えなければ社会から信頼されなくなるのは目に見えている。
TechCrunch Japan記事「Googleはウェブのプライバシーとフィンガープリントの新たな対策を提案」
https://jp.techcrunch.com/2019/08/28/2019-08-22-google-proposes-new-privacy-and-anti-fingerprinting-controls-for-the-web/
Googleはプライバシー・バジェット(予算)というアイデアに基づいた「プライバシー・サンドボックス」というしくみを提案している。これはCookieやフィンガープリントの収集自体をやめるのではなく、個人が特定される手前で収集を止めるというしくみ。
Googleはこのしくみを実装させるのに合わせてChromeから2年以内にサードパーティーのCookieを禁止するそうな。他の大手ブラウザSafari、Firefox、Edge は既にサードパーティーCookieを廃止しているので、プライバシー重視の動きはだいぶ遅い。また、このしくみはとても分かりにくく、本当にプライバシーが守られるのか納得が得られにくいだろう。
もうCookieだけでなく、あらゆる個人情報を無断で第三者に送る行為は許されない世の中になってきた。もうパーソナライズド広告は潔く諦めてコンテンツ・ターゲティング広告などにシフトすべきだろう。
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