MTBサスセッティングのツボ

2021年2月9日火曜日

MTB メカ

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MTBのサスペンションセッティングに悩む方の助けになればと思い、参考までに個人的なノウハウを紹介します。
あくまで個人的なアレなので適当に。

サスペンションの役割

そもそもサスペンションの役割は何かというと...

  • 凸凹を吸収してバイクを安定させる
  • 衝撃を吸収して疲労軽減
  • タイヤの接地荷重の変動を抑えて安定したグリップを引き出す
せっかく付いているサスの性能は使い切らなきゃもったいない。サスは柔らかくするほどよく機能し、硬くするほどリジッドに近づきます。てことで、基本的にはなるべく柔らかくし、よく動かしてやる方向で考えます。

サスセッティングと言えばサグ出しが有名ですが、あれは真面目にやってもほとんど意味がない、というか固執すると害になるのでテキトーに。
じゃぁどうするかというと、実際にトレールやコースを走ってセッティングを出します。


エア圧(スプリングレート)

エア圧はどんなコースをどんな風に走るかで結構変わります。取説に書いてある数字と体重からエア圧を割り出すのはサグ出しと同じく、固執すると害になるのでテキトーに。
※エア圧を大きく変えたら減衰も調整します。

【手順1】サスのストロークを使い切るエア圧を探す

  1. インナーチューブにタイラップを結んでどこまでストロークしたかが分かるようにする。
  2. 一度エアを思い切り抜いてどこがストロークエンドか確認する。
  3. 適当にエアを入れてひとっ走りし、どれだけストロークを使ったかを見る。
  4. ストロークを余らせているならエア圧を下げる。
  5. ストロークエンドまで使っているなら最低一度は底付きしているのでエア圧を上げる。

  • コースの影響

路面の凸凹やドロップオフが激しいコースのように、サスへの入力が大きい場合はエア圧を上げる方向。

  • 走行ペースの影響

同じコースでも走行ペースを上げれば入力が大きくなって底付きしやすくなるのでエア圧を上げる方向。

  • ライディングスキルの影響

バイクコントロールが上手くなっていくと身体で吸収できる量が増えるので、その分エア圧を下げる傾向。


【手順2】ショックが動くことによるデメリットが許容できるレベルまでエア圧を上げる

ショックが動くことによるデメリットは次のとおり。

  • ブレーキングで前のめりになる
  • ペダリングロス
  • 下りのドロップオフで前のめりになって怖い
これらが「まぁこれくらいなら妥協できるかな」になるまでエア圧を上げます。


減衰
ストローク速度をコントロールして車体を安定させるのがショックアブソーバーの役割。

調整のツボはストロークする時のフィーリング。

スコンと動く → 減衰が弱すぎる
じんわり動く → 減衰が強すぎる
しっとり動く → ちょうど良い

「こんなん分からん!」かと思いますが、最弱から一段ずつ、最強から一段ずつ変えていくと、な〜んとなく分かって来るような気がしてくるかも。

減衰が弱すぎるとバイクがゴムまりみたいにポヨンポヨン跳ねて安定せず乗りにくくなります。減衰が強すぎると路面の凸で衝撃が強く、凹でサスの伸びが間に合わなくなります。結果、タイヤの荷重変動が大きくなってグリップが安定せず、乗り心地も悪くなります。


ざっくりですが、こんな感じで大体良さげなセッティングが出るんじゃないかと思います。

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