MTBに最適な空気圧は結構低め
私が考えるMTBの最適な空気圧は結構低めです。
太さ2.3くらいのタイヤなら 2.0bar前後 でしょうか。タイヤメーカー指定の範囲からは大抵外れます。もちろん細いタイヤであればリム打ちしない程度に高めます。これは後述しますが、ギャップで後輪の抜重をどれくらい上手にできるかによって変わります。
メリット①:転がりが良くなる
一般的に空気圧を高めた方が転がり抵抗が減ると理解されていますが、ある程度低くした方が、路面の細かい凹凸をタイヤが吸収してくれて滑らかに転がり、かえって転がり抵抗が低くなるように思います。
実際、それを裏付けるような検証結果が出ていたりします。
タイヤの空気圧を上げ過ぎてはいけない:転がり抵抗とインピーダンス | ロードバイク徹底比較.com (roadbike-hikaku.com)
もちろんある程度以上空気圧を下げると転がり抵抗は大きくなりますが、レースでタイムを競うのでない限り気にする程のことではないかと思います。というか、よほど神経質にならない限り気にならないかと。
メリット②:グリップが安定する
空気圧を低めにするとグリップが安定して落ち着いたハンドリングになります。逆に空気圧が高過ぎるとタイヤの滑る予兆がつかみづらく、滑るときはスパッとブレークするので乗りにくく楽しみが削がれます。
メリット③:振動吸収
タイヤは空気ばね。空気圧を低めにすると振動吸収性が良くなって乗り心地が良くなります。特に手のひらで受ける振動が減るので疲労軽減になりますし、指で行うブレーキ操作がやりやすくなります。
空気圧が低くても心配無用
コーナリングで横Gがかかるとタイヤがよれて気持ちが悪いとか怖いとかになるのは0.5barとか極端に下げた場合なので、心配無用。心配なら一度自分で試してみればすぐに分かるかと。これに限らずセッティングは思い込みを捨てて思い切って試してみることをおすすめします。
走行中にビード外れを起こすリスクですが、パンクして空気が抜けきった場合以外で起きたケースを見たことも聞いたこともないので、これも心配無用。スリックタイヤで舗装路を攻める場合でも、ビードが外れるより前にタイヤのよれが気になって空気圧を上げることになると思います。
リム打ちパンクに注意
気を付けないといけないのはリム打ちパンク。指定圧入れていても大きめの段差にタイヤを強く打ち付けたらあっさりパンクするので、結局は程度の問題ですが、空気圧を下げるほどリム打ちパンクしやすくなります。
チューブ入りタイヤはもちろん、チューブレスタイヤであってもリム打ちは良くないので、走行中にリム打ちするようだったら空気圧を上げるべき。
(タイヤから「ゴツン」とか「ガツン」とかの衝撃を感じたらたぶんリム打ち)
段差での抜重が上手になってくるとリム打ちしにくくなるので、空気圧をより低く設定できるようになります。

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